2011年7月28日木曜日

「楽して稼ぐ」神話つづき。

前回の続きです。

『自分はどうすれば良いのか。(または何をすれば良いのか)』


考えてみていただけたでしょうか。



もちろん、答えなんてありません。


いろいろな段階にいる人がいると思うので、各々異なった思いがあるのでは無いでしょうか。


今回は、「ノウハウだけ買ってみて、とりあえずその通りにやってみたけど、どうもうまくいかない」という人について考えてみましょう。


今までは
「とにかくやってみる」
だったと思いますが、これがどうもうまくいかない。


そういった時には何をすればいいのか。



「何かが足りない」そう考えるかもしれないですね。

更に考える。
「今の自分に必要なもの」は何か。


考えても、どうもいまいち打開策を見いだせず、またググッてみるわけです。


何やら必要そうなキーワードが出てきました。

「マインドセット」というやつです。


いろいろな書籍でも語られていますし、それこそインターネット上には「自己啓発」の名の下で、情報は腐るほど落ちていますね。
(もはやお金を払う必要もないほどですらあるのではないでしょうか。)



どうやら学ぶチャンスはたくさんありそうですね。


と言うことで、本を読んだり、メルマガを購読したりして、「マインドセット」に関して学習してみる。


手に入れた情報をもとに、「今日からこれを心がけよう!!」などと安易な気持ちで思ってみるわけですね。
その上で、「こういう考え方が自然にできるようになったら、実際に以前手に入れた情報をもとに販売を再開しよう」と思ってテンションもその時は上がったりします。



情報には、おそらく「毎日こんなことを習慣にしてみよう」みたいなことが書かれているかと思います。
それをすれば、マインドセットはさも自然と身につくかのように。





結果。




マインドセットが身についたでしょうか。

おそらく、全くと言っていいほど定着しない。


何故でしょうか。


ではここで少し考察してみましょう。
ある日突然、「考え方のヒント」を得たとします。
そのような「考え方」は今まで数十年生きてきた我々にとって、そんなに簡単に受け入れることができ、それがさも当たり前のように身につく、なんてことはあるのでしょうか。

バットの振り方を覚えたら、素振りをしなくても定着するのでしょうか。
何回すれば定着するでしょうか。
それこそ何千回何万回の世界です。


話はそんなに簡単では無いということです。
自分の内面的なものを少しずつ変えようと考えたら、または何かを習慣化させようと思ったら、かなり多くの時間を要する(それこそ年単位かかる)ということです。


人間はそんなに単純にできていないわけです。


もちろん、その「マインドセット」自体は悪いものではないのでしょうし、実際にそれを伝えている人は、それが必要なものだと思っているものだと思います。


ただ、あなたと伝えている人は同じ位置にはいない、ということです。


特にマインドセットなるものは結局は文法みたいなもので、「後付の論理」であることがしばしばです。
その人達でさえそこからスタートしてはいないことが多い、ということです。



要は何が言いたいのかというと、



「マインドセット」なんてそんなにインスタントに身につかないですよ。


ということです。


僕が思うところでは、先ず始めにやるべきなのは


「自分との対話」


では無いかと思います。


マインドセットよりももっと深いところのお話です。


「なんだよそれ」


って思う人もいそうなので、これは少し丁寧にお話しようかと思います。



ですが、少し長くなりすぎてしまったので、続きは次回にします。


ではでは、また。


とむ

2011年7月25日月曜日

「楽して稼ぐ」神話。

様々な情報に触れてみると、色々と思うところがあるもので。

これは、インターネット上かどうかは関係なく、いろいろな場所で目にする情報(ニュースなどではなく、何かしらを教える(伝える)ような情報)にはある種の傾向があるように思うのです。

ひとつは、「テクニックに関する情報」。

例えば、「お金を稼ぎたい」という要望があったとすると、それに対して、解決先は様々あるわけなんだけど、その中で「インターネットビジネスでお金を稼ぎたい」という要望を例にとってみようと思います。

この場合、「何か(有形無形問わず)を売る」ということで、「お金を稼ぐ」という目標が設定されることになります。

で、この要望を持つ人は考えるのです。

「何を」「どうやって」売ればいいのだろうか。


こう考えます。
「どこかに何とかヒントは無いものか。」
往々にして、こう考えてしまい、結果「情報にすがって」しまう訳です。



ということで、「お金を稼ぎたい人」はとりあえずググッてみました。
「何を」という観点では、
「今、こんなモノが売れる!!」「これを売れば儲かる!!」という情報がこれでもかというくらい落ちています。


「どうやって」という観点では、
「こうやって集客しろ!!」「こうやって顧客に訴えろ!!」「こうやって顧客を教育しろ!!」という情報も山ほど落ちています。


さて、売れるもの、売り方の情報は集まった。
次は何をしようかと「お金を稼ぎたい人」は考えます。


ノウハウは集まった。
次は行動だ!
ともちろん考えます。

要は情報に書かれたとおりに実践するわけですね。



さて、結果はどうなるでしょう。




言うまでも無いかもしれませんが、やっぱりほとんどの場合、「失敗」に終わってしまいます。



このような事になってしまう人は少なくないのでは無いのでしょうか。
これを繰り返しても仕方ないですね。

折角ですからここから学びましょう。

一番納得がいかないことは次のことではないでしょうか。



『なぜ、「売れるもの」を「売れるやり方」で販売したのにも関わらず、実際に「売れない」のか。』


もちろん、ケースによって、具体的な答えは異なるかと思いますが、大概の場合は、


その「テクニック」がその人に「合っていない」ということが原因では無いでしょうか。
(ここで言う合っていないということは、「今の自分に必要としていない」という意味です。)

無理やり例えてみると、野球の硬球のボールを投げたことのない人に対して、いきなりフォールボールの投げ方を教えているようなレベルで「合っていない」という感じでしょうか。

そもそもボールの投げ方もわからない、そんな人に対してフォークボールの投げ方を教えたところで、投げられるようにならないのは誰にでもわかりますよね。



言ってしまえばこんな単純なことなのですが、よくあることで、自分がそういう状態であることをみんな気がついていない、という状態が現実としてあります。


なので、「ノウハウコレクター」なるものがたくさん生まれてしまうのです。
理論としてフォークボールの投げ方は知っているけれど、実際には投げられない。


それでも人は「情報(ノウハウ)にすがってしまう」のです。
のび太君がドラえもんのひみつ道具に結局頼ってしまうように。
どこかに魔法のノウハウがあると信じている。


結局こんなことが原因で、情報商材とかビジネス書がとても良く売れてしまう時代になってしまった、というのが今僕達が生きている世界なのです。


なんとなく「答え」があるような気がするんですよね。
これが学校教育の賜物なのでしょうか。


閑話休題。



結局的にこの事実から何を学ぶべきかと言うと、

『本質的な部分でのズレ、に早く気がついたほうがいいですよ。』

ということなのです。

ズレているかどうかは、見る人が見れば明らかなことだし、ということは分かる人から見れば、上記のような人たちの振る舞いは「売れなくて当たり前」ということになります。


結構心あたりがあるのではないでしょうか。

「じゃあどうすればいいんだよ!!」
と思いましたか?



そう思ったなら、まずその状態を脱却するために、


『自分はどうすれば良いのか。(または何をすれば良いのか)』


ということを真剣に一時間考えて、ノートに書いてみてください。
調べることをせずに、です。


答えのない問いを考えることはなかなか大変かもしれませんが、絶対に意味はありますので、騙されたと思ってやってみてください。


と、いうことで続きます。


とむ

2011年7月19日火曜日

はじめに。

はじめまして、とむと申します。


僕のブログに足を踏み入れていただき、どうもありがとうございます。

僕はプロフィールの通りしがないサラリーマンですが、サラリーマンを始めた当初くらい(インフォカートとかしかASPがなかった時代)からインターネットビジネスに興味を持ち、ちょいちょい情報商材を買ってきました。


もちろん、商材を買うようになった当初には、中身のないような詐欺商材に当たったりもしました。


そーゆー意味では、そのへんのサラリーマンの人たちより、ネットビジネスの良いところ悪いところは知っていると思います。


このブログでは、「ネットビジネス」を通じて僕が今まで学んできたことをお話させていただくことで、あなたをちょびっとでも高いところに導く、ということを目標にしています。


あとは、経験上有益であろうと思う情報商材に関しては、必要に応じて紹介させていただこうかと思います。


少しでもあなたの力になれるよう、真剣に日々書かせていただきます。

ご意見、感想など、気になること、批判などがあれば、いつでもメールをして頂ければと思います。
(メールアドレスはプロフィールの欄を見てください。)



せっかくこのブログに足を踏み入れていただけたのですから、末永くお付き合いできればと思います。


よろしくお願いします。

とむ